改造工事(3) 14GTアルミ漁船の改造

トン数測度のやりかたが変わって最近できてくる船が大きくなってしまい、集団で操業する漁業の場合問題が出てくる。
その場合、船体延長などの大規模改造工事を行って各船の戦闘力のバランスを取るようにする。
ただ延長するだけではなく、必要な補強や復原力の確保等いろんな対応をすることによって古い船がよみがえります。


改造計画書など
改造前の状態と延長の状態を3DCADで作成して、排水量計算など必要データを得る
とともに、比較資料などの事前の計画書やイラストも作成します。配管や電装などの
関連箇所も含めた切断箇所や工事要領詳細組立図などの工事用図面を作成します。
 船台にまっすぐに上架し着工前に各部の
寸法等も計測して、正確な工事ができる
ようにする。  
改造工事の実際    
船体中央部を切断、2m延長した位置に正確
に据え付ける。 船側の各ラインのつながり
にも注意する。           
  
              
前と後ろがちゃんとつながって外観的
にもうまくいった(^-^)  防舷材などで
多少のごまかしはきく・・・・・。   
2m延長工事の完成。同時に主機関も換装
して戦闘力は大幅アップ!  
改造工事(1)改造工事(2)